
「仮面ライダーディケイド」より。
世界の破壊者 仮面ライダーディケイドをレビュー
世界の破壊者 ディケイド 9つの世界を渡りその瞳は何を見る。


2016年2月発売商品。
定価:6480円(税込)
真骨彫ブランドからのリリースということでパッケージはお馴染みの形式に。

二段ブリスターになっており、説明書が付属。


主人公 門矢 士がディケイドライバーにライダーカードを用いて変身する仮面ライダーディケイド。




素立ちと背面アップ。
デフォルトの握り手だと何かアレなのでスーツアクターの高岩氏の指先を意識した開き手に両手首とも交換してます。




イベントに参考出展の時から話題になっていたお顔の造形はまさしく本物と言っていいクオリティで再現。
ただ、自分のは固体差か、ディメンションヴィジョン(複眼)の左側に糸くずみたいなゴミが…しかもパーツとパーツの間に挟まっており除去出来ないのが残念…。


付属の激情態ヘッド。ディメンションヴィジョン周囲が禍々しい形状に変化している点とシグナルポインターが黄色から紫になっている以外はほぼ同じ。
ちなみにノーマルヘッドとディメンションヴィジョンの色味は微妙に異なります。
でも、寄らないとパッと見よく分からないかも…滅茶苦茶カッコいいんですけどね…。

付属品。交換用バックルとライダーカード、ライドブッカー各種と激情態フェイスと手首(開き手は割愛)。
手首は手甲と手の2パーツ構成。
ライドブッカー各種は腰に懸架するためのダボが付いてます。

ボディのほとんどが彩色を施されており、ボディーカラーのマゼンタの発色も良好。なお、黒は艶有りと艶消しの二種で彩色されており拘りを感じます。
ですが塗装がやけに粗いのでそこはちょっとマイナス…。

肩は引き出し可能。

肩アーマーは、
めちゃくちゃムリムリ動きます。

で、最大まで肩を上げるとこうなります。
可動範囲がアホみたいに広いのでそれに合わせるかのように肩アーマーがダブルボールの恩恵か、かなり動くのでしっかり関節を隠せます。

腕。二の腕から腕にかけて白と黒のツートンカラーで再現されてますが、何より驚くべきポイントは肘関節。
白と黒の関節パーツを使用しています。細かい…。
ちなみに、腕、二の腕共にロールします。

おひざ。旧アーツと違って膝アーマーはしっかり塗り分けられています。太腿はもちろんロールします。

ディケイドライバー。塗装は実際のプロップのような質感で再現。

通常状態のライドブッカーのみ展開可能。しっかり作り込まれてて凄い…。更にこのサイズで展開するのがもっと凄い。
流石にライダーカードを収納することは出来ません。

足裏のモールドもしっかり再現。
爪先は上下スイング。

股関節は
※追記:後からよくよく考えると股関節は響鬼のような前後+上下スイングでした。

可動範囲。胸アーマーと胴体が完璧な出来で可動範囲はものすごく広いです。

バックルを展開させる際は、ベルトに差し込まれている爪を外して通常パーツから展開パーツに差し替え。
ちなみに、他のライダーにフォームチェンジして遊んでくれよな!というメッセージの様に腰が非常に外し易いです。

外した状態。ボディに表記やらなんやらが何処にも見受けられないと思ったらまさかの場所に…。

ドライバー自体を通常パーツから外し、展開用パーツにハメ込み。

ちなみに、ドライバーには、付属のカードを収納可能。

ドライバーにカードを装填できるのは大きい…。


プラ製のライダーカード。透明フィルムの台紙から剥がして使用します。

「これで…俺もライダーに…!(なれない)」

バックルの交換でこんな事も。

「新しい力、試させてもらうとするか。」


ガシャン!《カメンライド》





















「通りすがりの仮面ライダーだ!」


ライドブッカーソードモード。







ライドブッカーガンモード。











激情態。







《ファイナルアタックライド ディディディケイド》
激情態の際、スカイライダーを撃墜したディメンションキックのホーミングはインパクト凄かった…。
























激情態と言えば情け容赦なしの戦闘スタイルだった気が。


「聞いていたとおりだな!悪魔!」
「悪魔!?俺が!?」
最初は預言者鳴滝おじさんによってディケイドを世界を滅ぼす悪魔だと誤解していたクウガの世界のクウガこと、小野寺ユウスケでしたが後に和解し互いを信頼する仲間に。







以上!S.H.Figuartsより仮面ライダーディケイドでした!
自分がライダーにハマるきっかけとなったライダーでしたので長い事待ちわびた甲斐がありました。
塗装は粗さが目立つものの、再現性が高く、マゼンタがキレイです。
ライドブッカー各種に腰に懸架するためのダボが付いていて「アレッ…?劇中にあったっけ…?」となりましたが当時のアーケードゲームのガンバライドから
排出されていたカードを見てみるとダボがライドブッカーに確認出来たので自分の中では納得。(実物はどうか知らない)
見所は黒がマットブラックとグロスブラックで材質の違いを表現している所。
あと、スーツアクターの高岩氏の人差し指を大きく開く手癖を意識した、開き手も嬉しい点。(もうちょっと人差し指を開いてても良かったかも)
可動域もかなり広くて動かしてて楽しいです。
特に胴体が見栄えも良くて凄い動く動く。
胴体と下半身が異様に外しやすいのも、カメンライド再現が容易になっておりGOOD。
ですが、胴体をグリンと捻るとすぐボロッっと外れてしまうのは少しネック。
そしてバックルのギミックも差し替えで再現されていて、上述の通り、簡単に胴体を外しやすいので作業が非常にし易いです。
そして何よりバックルのパーツを外したベルト基部に著作権諸々の表記がしてあるのが一番感動した点。
最初全身を眺めた際、あれ…?著作表記とか何処に有るんだ…?との疑念を抱いてましたがバックルを外した際に仰天。
今度からフィギュアーツは全部この方式だと嬉しいです。
価格も付属品の多さで納得。
でも、摘まんでいるカード用手首よりは、開いた親指と人差し指でカードを持てる手首か、親指と一指し指でカードをつまんでいる手首とかが欲しかったですね。
自分は開き手に持たせてる感じで指に置いただけなので(笑)。
次回の完全新作は不明ですが、完全新規造形でこれ以上の出来に期待。
四月にはカブトの再販。六月にはクウガ ライジングマイティ七月にはプレミアムバンダイ限定商品のクウガ アルティメットフォームが販売されますが
その中でも初版を持っていないカブトとアルティメットが楽しみです。
おまけでショートストーリー作ってみました。

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おまけその2。激情態のやーつ(画像クリックでページに飛びます)

