
「仮面ライダーカブト」より。
天の道を往き、総てを司る男、仮面ライダーカブト ライダーフォームをレビュー。

2016年再販商品。
定価:5400円


本体+手首及びカブトクナイガン各モードの二層構成。
梱包物は初版時と同様。


マスクドライダーのアンダースーツである、サインスーツの特有のモールドがしっかり彫られているので情報量が凄いことに…。
足首のインセクトリングは接着されておらず、位置を調節できる為、ポージングの邪魔にはなりません。
ボディカラーのレッドはメタリックレッドで彩色されています。

正面から。
コンパウンドアイ内のモールドもしっかり作り込まれています。

ホーン裏側も塗装済み。
実際のマスクは分割線の無い造形でしたが、この際気にしない気にしない。


分割線より後ろにあるパーティングラインも気にする事勿れ。


同じ様な可動方式の真骨彫アギトと並べて。
身長は両ライダー共に、同じスーツアクターの高岩氏の為かほぼ同じです。

胴体のカブトブレストの腹直筋部アーマーは、前後に動くことで干渉を逃せる仕組みで、胸部アーマーも左右共に展開して逃がす事が出来ます。

肩は大体ここまで。
二の腕はロールします。
手首は旧来のfigmaの様な一軸可動。
掌の赤い部分は付属する手首全てが塗装済み。


前後屈と首の可動は大体この程度まで。

あと、個人的に気になった所ですが、サインスーツ背面の、実際に人が着てダボっとなったかの様な造形…。
劇中イメージに近付けたフォルムとシルエットが崩れない構造を新骨彫製法は謳っていますがここはもう…「変態か!」と言いたくなる程に…最高です…。

開脚はここまで。
太ももの外端の出っ張りはここで真価を発揮…開脚すると外端が股関節外側を覆うような構造に成っているので、開脚時にラインが崩れません…とてつもなく変態だ…。

膝はここまで曲げることが出来、つま先も申し分無くいい具合に曲がります。

もちろん、足裏の塗装も抜かりなく。


カブトゼクターのホーンは可動。

付属の手首はクナイモード持ち手、ガンモード持ち手、平手が1組+天を指さす右手。
カブトクナイガン二種。
手首ホルダー(右端)。
















一応、ガンモードのグリップ底部の刃、バヨネットアックスも作り込まれてますが劇中のモノと比べると随分とあっさりした印象。
































《1…2…3…》


「ライダー…キック…!」


《RIDER KICK…!》








以上!
S.H.Figuarts真骨彫製法仮面ライダーカブト ライダーフォームでした!
感触は良好で質感も、流石新骨彫って感じでした。
特に記述したように股関節の設計がとてつもなく変態なフィギュアです。
同時期に発売されていた鎧武系アーツやブレイド系アーツ、その他真骨彫では外端の出っ張りは無かったのですが、スーツの整ったモールドが目立つカブトならではの造形だと思います。
あと、背面のダボダボ感が個人的に高ポイント!。
でも、やっぱり手首が軸関節だったのはちょっとなぁ…。
せめて掌と手の甲前後に角度を付けられる手首の他に、横に角度を付けられる握り手が欲しかったですね。
拘りが感じられる良いフィギュアだけに、そこさえ無ければもっと評価が高いフィギュアだと思う所存です。
今年の9月には魂ウェブ商店で 仮面ライダーガタック ライダーフォームが発送されるのでそちらも楽しみなものです。